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モチベート脳力

モチベート脳力は、目標に向けて自分の意欲を奮い立たせたり、何か障害に出会った時にそれを乗り越えていこうとする脳力です。

自分が取り組むべきことを前向きに考え、熱意を持って実行していく力となる。それにはまず、自分が目標を持つことが先決です。その目標に向かって"やればできる""自分は自分の思う通りの人間になれる"という信念のもとに、ヤル気を奮い立たせる。

先程の落ち込んだ気持ちはモニター脳力で客観的に事実として把握され、コントロール脳力でプラス感情に転換された。そしてこの気持ちは、モチベート脳力で意欲的な行動へとつながっていきます。 「あの苦情処理は成功しなかったけれど、原因は自分にばかりあるのではない」「自分にも欠点はあるが、ちゃんと認識して取り組めば次は大丈夫だ」と新たな自信がわいてくる。

もし、次の仕事の期限が10日後に迫っていたとしても、「あと10日しかない、どうしよう」と考えるのではなく、「まだ10日もあるじゃないか、大丈夫」と思えるようなら、モチベート脳力は相当に発揮されているといえます。

ところで、このモチベート脳力は、継続させることが大切です。それには、常にプラス思考の感情エネルギーを掻き立てていく必要があります。この感情エネルギーを持続させる最も有効な手段は、具体的な目標です。

病院には年間や半期の売上目標があるはずで、それがスタッフ一人ひとりの月々、あるいは週単位の、そして毎日の目標になっているはずです。目標に向かって毎日一歩一歩確実に前進していくことが、感情エネルギーの増幅になります。障害にぶつかっても、本当にやりたい目標があれば、"なにくそ"という意欲が湧いてくるものです。

感情エネルギーを継続させていくための身近な方法として、ミラートレーニングというのがあります。「今日も明るく、自信をもって前進しよう。必ず私が目指している目標を達成するのだ。よし、頑張るぞ!」と毎朝鏡に向かって自分に語りかけ、自分の表情を確認してみるようにする。新たな気持ちでその日のスタートが切れ、自然と力がわいてきます。