顧客接点の最先端にいると、毎日いろいろなことがあり、1日があっという間に過ぎていくのは、どの業界においても同じであります。
動物病院の経営者も顧客のこと、従業員のこと、家族のこと、そして連れてこられたペットたちのことについて、絶えず目配りをして、気の抜けない毎日を送っているのではないかと思います。
しかし忙しいのははやっている証拠でもあり、うれしいことではありますが、忙しさにかまけてとかく周りが見えなくなり、情報音痴になってしまう危険も併せ持っています。
次のエピソードを読んでみてください。
ある農夫が、朝早く畑を耕そうとしたら、耕運機の油が切れていた。 そこで油屋に行って油を手に入れた。 その帰途ブタに餌をやってないことに気づいた。 ジャガイモ倉庫にいったら、ジャガイモが大量に発芽していることがわかり芽をつんだ。 ブタに餌をやるために薪小屋のそばを通ったら、暖炉の薪がないことを思い出した。 薪をかかえて帰ってきたら、ニワトリが病気にかかっているのを見つけて手当てを してやった。 こうして、薪と油をかかえて家にたどりついたらもはや日が暮れていた。 |
このような毎日を過ごしているとは思いませんが、それでも大なり小なり、顧客相手の仕事に携わる人に多く見られる現象です。
しかし、こうして日が暮れた後でも最近はインターネットで情報収集することが可能になりました。
様々な検索サイトを百科事典のように便利に使っている先生も多く見かけるようになりました。
その中で、頼りになるのは仲間の情報でしょう。
ドクターズペットブリッジの経営支援サイトの中に「情報交換」コーナーが設けられています。
このコーナーでは会員の獣医師同士で自由にQ&Aができるようにしてあります。
このコーナーはあくまで先生方のために用意したコーナーなので、有効なものにしていくのは先生方自身であります。 もちろん事務局からも使い方や、活性化のためのインフォメーションはあるでしょう。
若い人の間では「mixi」のようなサイトが大変はやっていますが、会員同士で、お互いに役に立つような情報交換がなされれば大いに結構なことだと思います。