診療圏を知ることは経営の出発点
日々の仕事にどっぷりとつかっていると、病院の内側にあれこれ思いめぐらすことはあっても、病院の外側(診療圏)にまで注意を払うことがおろそかになりがちです。
自病院が診療圏内のペットオーナーにどのくらい支持されていて、どのようなポジションにあるのか、それが全く分からないまま診療を続けていく状況に陥ってしまいます。
この機会に、自病院の外に目を向け、また自病院を外から見ることは極めて重要なことであると思います。
病院は常にクライアントから見られているわけで、この見られている感覚を常に持っているかが、はやる病院の鍵といってもよいでしょう。
人は他人から見られているのを意識することで、見違えるようにすてきな人に変身します。これは病院についても言えることだと思います。
「診療圏とか立地は確かに重要だけど、変えることもできないので、どうこういっても仕方がない。」と半ば諦めてはいませんか?
しかし現在の診療圏・立地を大事な経営資源として、今一度見直してみませんか。
もっと積極的に診療圏を知って、自らの経営の足下を見つめることが重要です。
診療圏の中で、クライアントにどのくらい支持されているのかしっかり認識することは、経営の出発点です。